外壁塗装の業者選びのコツ!塗装業者の見極め方・悪徳業者の特徴とは?

塗装業者は各都道府県ともに多く、「外壁塗装業者に工事費用で騙されないかな……」「外壁塗装って詐欺が多いらしいけど、大丈夫かな?」などこのように不安を抱かれる方が多くいらっしゃいます。
外壁塗装で失敗しない為には、「業者選び」がとても重要と言っても過言ではありません。
なぜなら、自分に合った優良業者を選ぶことが出来れば、費用・塗料・施工品質などでも騙されることはありません。
そこで、「外壁塗装業者の失敗しない選び方」を徹底解説します。
外壁塗装業者を選ぶ際に確認すべきポイント
初めて外壁塗装をされる場合は、どんな業者に頼んでいいのか難しいと思います。
まずはじめに、外壁塗装業者を選ぶときに確認すべきポイント5つご紹介します。
ポイント①建設業許可(塗装工事業許可)を持っているか確認
まずはじめに、建設業許可(塗装工事業許可)を持っているかを確認しましょう。
建設業許可とは、国土交通大臣または知事による「この業者は建設業を行っている業者です」というお墨付きです。
しかし、建設業というのは、受注金額が500万円を超えない限りは不要になります。
でも、大事なお家を任せるなら、公的機関から許可を得た業者が安心です。
依頼する際には、「建設業許可はお持ちですか?」と聞いてみるのもよいでしょう。
または、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業上検索システム」で確認できます。
ポイント②塗装技能士が在籍しているか
塗装技能士とは、塗装の実技・学科に関する試験に合格した職人に与えられる国家資格です。
塗装技能士1級の受験条件は実務経験が7年以上必要となっており、合格には確かな技術が必要で、資格を保有している職人の技術は信頼しても大丈夫です。
なので、依頼する業者を決めるときは、「塗装技能士の方はいらっしゃいますか」と確認してみることをおすすめです。
ポイント③施工実績を公開しているか
施工に自信のある塗装業者は、宣伝もかねて過去の施工実績をHPなどで公開しています。
あるいはHPなどで公開をしていなくても、頼めば過去の実績を見せてくれるます。
もし、施工実績を頼んでも見せてくれない、ということであれば、その業者は要注意です。
ポイント④連絡が遅くないか
はじめて問い合わせをしたとき、または現地調査の日程調整を行うときなどに、連絡がくるのが遅い業者は要注意です。
工事前からレスポンスが悪い業者は、施工中にトラブルが発生したときなどの対応も遅れがちもしくはしてくれない可能性が高いです。
ポイント⑤自社施工なのかどうかの確認
自社施工とは、下請けや外注を行わずに自社の職人のみで施工を行うことです。
自社施工の業者は中間マージンがかからないので費用が安いという特徴があり、職人と営業担当のコミュニケーションがスムーズで、施主の要望が職人まで伝わりやすいと言われています。
下請けによる施工も問題はないですが、自社施工の塗装業者のほうが基本的にはおすすめです。
悪徳業者の特徴と見極め方
「施工を任せてはいけない悪徳業者の特徴」を確認します。
外壁塗装は現状、詐欺の多い業界なので、騙されないようにする必要があります。そのため、最低でも3社から相見積もりを取って、業者の比較をしましょう。
比較する際には、それぞれの業者が以下のような特徴に当てはまっていないかを確認しましょう。
特徴①提示された価格が相場から大きくはずれている
壁塗装の費用相場は、30坪の戸建ての場合は80~120万円です。
価格は高すぎでも低すぎでも注意しなくてはいけません。
相場より高い場合は、ぼったくられている可能性があり、 相場より低い場合は、手抜き工事をされる可能性があります。
どちらにしても相場より大きくずれていたら、業者に理由を確認する必要してください。
特徴②見積書に内訳が明記されていない
どこに何の費用がかかっているのかが、一目瞭然な見積書が正しい見積書だと言えます。
以下に優良業者の見積書の例を掲載するので、見積書をもらう際には参考にして、特に、以下のことは詳しくチェックしておくべきです。
【良い見積書の例】

- ✓工事の内容・内訳の詳細の記載はあるか
- ✓作業範囲は㎡でしっかり示されているか
- ✓保証内容の記載はあるか
さらに、悪い見積書の例も確認しておきましょう。

この見積もり書の悪い点は以下のようなものです。
- ×一式でまとめられている
- ×工事内容の詳細がない
- ×単価や作業面積の記載がない
このような特徴にあてはまる見積書を出す塗装業者に塗装を依頼するのは避けましょう。
さらに詳しく見積書の注意点を知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
特徴③塗料や外壁材・屋根材の知識が浅い
どんなに機能が優れた塗料でも外壁材の種類や環境によって合わないものがあります。
ご自宅の環境にあった塗料で塗装をするためには、塗料・外壁材・屋根材に対して適切な知識を持つ塗装業者に依頼することが大切です。
なので、それぞれの説明が浅かったり、うやむやにしようとする業者は質の低い施工を行う可能性が高いので注意が必要です。
特徴④営業マンがオーバートークを行っている
契約を取りたいがために、都合の良いように話をする営業マンは決して少なくありません。
また、そういった営業マンは口が上手く、愛想も良いので、信用しやすいです。
「モニター価格での施工」「足場代無料」などの言い回しで値引きを提案された場合は、その値引きが妥当なものかどうかをしっかり考えた上で信用するか決めましょう。
値引き自体は決して悪いことではないのですが、中には「通常100万円の工事を200万円で提案し、50万円の値引きをする」というような営業をする塗装業者もいます。
妥当な値引きであるかどうかは、複数の塗装業者から意見をもらわないと分かりません。
相見積もりをとり、適正な工事価格を知りたい方は、アスヌリの利用をご検討ください。
全国の優良塗装業者の中から、お客様のご希望に沿った塗装会社を最大3社ご紹介いたします。
特徴⑤施工前の説明が適当
きちんとした業者であれば、お客さんとの解釈の違いよるトラブルを避けるため、細かなことでもしっかりと説明をします。
例えば、「近所への挨拶まわり」にはじまり、「職人の休憩場所」「塗装後の保証」「作業時間」など、工事の詳細を予め教えておいてくれるのが安心できる業者です。
しかし、悪徳業者の場合は金銭面のこと以外は適当に説明し、トラブルになってから「聞かれなかったから言わなかった」などと主張することも珍しくありません。
特徴⑥塗料や施工方法のデメリットに触れない
特定の塗料について良いことばかりを言われ、知らぬ間に業者の売りたい塗料に誘導されていないか気を付けましょう。
本当の優良業者は塗料の特性をよく理解し、デメリットについてもきちんと説明してくれるので、あえて「この塗料のデメリットは何ですか?」と聞いてみるのも手です。
完璧な塗料や施工方法は存在しないので、「デメリットは一切ありません!」と言い切ってしまうような業者は無責任な業者といえるでしょう。
特徴⑦不安を煽って契約を急かす
塗装業者の中には、「お宅の外壁、クラックが入ってて今にも雨漏りしそうですよ! 早く施工しないと!」などと急かし、不安を煽ることで契約をとろうとする業者も存在します。
もちろん、状況によっては「早く施工しないとまずい」ということはあるでしょうが、優良業者は無理やり契約を急かすことはありません。
一意見として「早く塗装すべきだと思う」と伝えてくるのみです。
過剰に不安を煽って契約をとろうとする業者は、施主の判断力を鈍らせて不当な金額の契約書にサインさせようとしている可能性もあります。
外壁塗装業者とのトラブル事例・対処法

次に外壁塗装業者とのトラブル事例とその対処法を3つ解説していきます。
もしもの場合に備え、あらかじめトラブル事例や対処法を知っておきましょう。
また、トラブル事例を知ることで、塗装業者と実際に話しをする際、引っかかる点がないか確認することができます。
トラブル事例と対処法①:契約前に足場を建てられる
1つ目のトラブル事例は、「契約前に勝手に足場が組まれる」というものです。
基本的に足場を組むのは、契約書を交わし、施工することに外壁塗装業者と依頼主の合意が取れてからです。
契約前に依頼主の合意もなしに勝手に足場を設置してしまう業者は、顧客との意思疎通ができていないため、いい加減な工事を行う可能性が高いです。
契約前に足場が設置されてしまった場合は、警察等に相談した上で業者に足場を撤去するように依頼しましょう。
トラブル事例と対処法②:塗料の色がイメージと違う
2つ目のトラブルは、「塗料の色がイメージと違う」というものです。
塗料がイメージと違う場合の原因は、下記の2つがあります。
- 原因①:業者が打ち合わせとは全く違う型番の塗料を使っている
- 原因②:依頼主が色打ち合わせでカタログを見て決めている
まず業者が打ち合わせとは全く違う型番の塗料を使っている場合、業者側のミスによるトラブルであるため、相談して無料で塗りなおしてもらうことができます。
一方、依頼主が色打ち合わせでカタログを見て決めている場合、依頼主側の都合であるため、無料で塗りなおしを行ってもらうことはできません。
色のイメージの違いがおきるのは、実際塗装した塗料が、塗料サンプルよりも薄く見えてしまうからです。
このような事態を防ぐためにも、現場で実際に塗る塗装色の塗り板を作ってもらうことで、塗料が希望の色合いであるか確認するようにしましょう。
トラブル事例と対処法③:塗装後すぐに塗料が剥がれる
3つ目のトラブルは、「塗装後すぐに塗料が剥がれる」というものです。
塗装後すぐに塗料が剥がれるのは、ほとんどの場合、業者による施工不良が原因です。
具体的には、高圧洗浄が不十分であったり、下地をしっかり補修していなかったりしたことなどが原因として挙げられます。
施工不良による塗料の剥がれは、施工から3年以内に起きることが多いです。保証期間を設けている業者の場合は、無料で対処してくれることもあります。
ただし、塗装業者によっては保証を設けていないということもあるので、事前に保証制度のある業者なのかは確認しておく必要があります。
まとめ

外壁塗装をする際に業者を選ぶというのは、ファーストステップでもあり、一番難しいことでもありますよね。
その分、優良な業者を選べさえすれば、外壁塗装はほとんど成功したといっても過言ではないくらい重要な過程でもあります。
まずは、業者に色々なことを言われても、焦らず慎重に調べてみたり、第三者に聞いてみたりするのが良いでしょう。
ヌリカエでは些細なご相談でも知識のある専門員が丁寧に回答させていただきます。
「こんなこと聞いても良いのかな?」という質問でも大歓迎なので、お待ちしております。
最後に、要点を振り返ってみましょう。
業者に見積もりをもらう前に、何をすればいい?
その家にあと何年住むかを伝えること、外壁塗装で何を解消したいのか(美観回復、イメージチェンジ、防水性の回復など)をはっきり伝えることです。
外壁塗装の優良業者と悪徳商法の見分け方はある?
優良業者は、見積もりが細かい、デメリットもきちんと説明してくれるなどの特徴があります。悪徳業者は、訪問販売に多く、不安を煽って契約を即決させる傾向があると言われています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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